「欲しいものはショイグとゲラシモフだけだ」

「ロストフに入った時、誰も傷つけていないことが非常に重要だった」とルカシェンコは振り返る。しかし実際にはワグネルはロシア軍と交戦してヘリコプター6機と空中指揮所機1機を撃墜し、少なくとも13人を殺害したと報じられている。

「何が望みだ?」という質問に、プリゴジンは「何も欲しくない。欲しいものはセルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長だけだ。そしてプーチン大統領に会いたい」と言った。「この状況では誰もショイグやゲラシモフを引き渡さないだろう」とルカシェンコは答えた。

ルカシェンコ「あなたは私と同じぐらいプーチン大統領を知っている。彼はあなたとは会わないし、この状況下では電話で話すことさえしない」

プリゴジン「私たちは正義を望んでいる。ショイグとゲラシモフは私たちを滅ぼしたいのだ。だから、われわれはモスクワに進軍するんだ」

ルカシェンコ「ロシア軍部隊はウクライナ軍との最前線にいるものの、あなたは途中で虫けらのように踏み潰されるだけだ。よーく考えてみろ」