このイベントで注目されるのはコーヒーそのものというより、コーヒーを楽しむ場作りやコーヒー関連書籍などが大きく取り上げられたことです。さらに従来は主にインスタントコーヒー用として使われていた雲南省のコーヒーが、高級品として大々的に紹介されました。このイベントでは高級な文化の担い手としてコーヒーを扱う傾向が見られました。
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上海咖啡文化周のような大規模イベントだけではなく、少人数のコーヒー会や国産コーヒーブランドのPRイベントが徐々に盛り上がりを見せています。
北京では約5000店舗、広州市では約4000店舗と、大都市の咖啡館の数も増えています(马蜂窝旅遊の中国コーヒー文化報告書より)。スターバックスなどのチェーンだけではなく、個人経営や小規模資本の店舗も数多くあります。
筆者が住んでいる広州でも同様のイベントが5月初めの連休(労働節)に開催されました。同様のイベントは深圳市でも開催されており、中国の主要都市でコーヒーが文化コンテンツとしてなりつつあるといえるでしょう。
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