私のクリニックは、例年、10月の上旬の接種希望者はあまり多くないが、11月半ばから、幼稚園児や小学生を中心に予防接種が増えてくる。

 12月になると大人でも増えてくるが、流行が始まったというニュースを聞いて12月下旬以降にあるいは1月になってからかけこんでくる方も多い。

 インフルエンザワクチンの効果が出て抗体が上がってくるのは、予防接種をしてから約2週間ほど経ってからである。例年の様にのんびりしていては、あっという間に流行が広がってしまうだろう。

 なるべく早い時期に、近隣の医療事務機関を受診し、インフルエンザワクチンを接種することをお勧めする。

 今年はA型のワクチン株が昨年とは違うものに切り替わっており、予防のためにもぜひ接種をしていただきたい。

 過去に何回か予防接種をしている方であれば抗体の反応は非常に良いはずだ。

 また小児でもWHO(世界保健機構)は、9歳以上の小児には行った過去に接種歴があれば1回のみのワクチン接種で十分に抗体がつくと示している。

 ただし初めてワクチンを接種する方や、9歳未満の小児では、2回接種をした方が望ましい。

 ビジネスパーソンにとっては、社内でインフルエンザが蔓延し、業務に支障きたすことは避けたいものだと思う。

 しかし一方で、たいていの医療機関の診療時間は平日は夕方まで、日曜日は休診というところが多い。