今の時期はすでに南半球での流行は収束しているとは言え、インフルエンザがグローバルに運ばれてくることは否定できない。

 今から流行が始まって、そのまま流行が冬場まで続くのか、いったん収束してから例年どおり冬場の流行に繋がるのか、それはまだ分からない。

 だが、いずれにしても、これだけ早くにインフルエンザの流行が始まってしまった。例年と同じようにのんびりとしているわけにはいかない。早急に対策が必要だ。

 うがい、手洗いなど、巷ではいろいろな予防法が言われているが、世界的に唯一効果が認められている予防法はワクチン接種のみである。

 毎年、インフルエンザワクチンは、南半球での流行を見ながら、A型とB型からの2種類ずつを選んで、4種類のウイルス株に対するワクチンとして製造されている。

 今年のワクチンは、A型が昨シーズンとは異なりブリスベン株、カンザス株であり、B型は昨シーズン同様プーケット株とメリーランド株である。

 今年の流行型は昨年と異なるため、昨年までワクチンを接種している方であっても今年はきちんと予防接種した方がいい。

 10月1日から、医療機関でのインフルエンザワクチンの予防接種が開始されている。

 例年だと、ワクチンの希望出種の希望者が増えてくるのは11月以降なので、クリニックによってはまだ入荷していないところもあるかもしれないが、大半のところは、既に入荷して予防接種を始めている。

 昨年、一昨年は、ワクチンの出荷数が少なく入手しにくくなっていたが、今年は十分数のワクチンが供給される見込みである。