ミシェルさんは公職を狙わぬ民主党の応援団長
ミシェルさんは本書でも「政治は嫌い。公職など絶対狙わない」と公言している。だが、主要紙の政治記者の1人は筆者にこう予言している。
「ミシェルさんは(ファーストレディ経験者は現職大統領を批判しないという)前例を破ってこれだけ強烈に現職大統領を批判したのだから、民主党支持者たちが彼女を放っておくわけがない」
「自らが公職を狙わなくとも、ミシェルさんが2020年大統領選に向けて重要な役割を演ずるのは必至だ。ミシェルさんは民主党の応援団長として『台風の目』になるだろう」
夫君バラク氏は、来年早々、新著を上梓する。2人のパッケージで大手出版社と執筆契約を結んでいるからだ。
オバマ夫妻による本がベストセラーになるのはほぼ間違いないだろう。
オバマ政権が成し遂げたすべてをぶち壊そうとしているトランプ大統領に対し、オバマ夫妻がタッグマッチで挑む。