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前ファーストレディが前代未聞の徹底批判

 だがミシェルさんの回顧録はこれまでのものと2点大きく異なっている。

 1つは、移民として米国にやって来た白人の子孫ではなく、鎖につながれアフリカ大陸から連行された黒人奴隷を先祖に持つ黒人女性がファーストレディになるまでの半生を綴っていること。

 赤貧のような生活、人種的偏見と差別を乗り越えてファーストレディにまで上り詰めた半生を描いていることだ。

 もう1つは、現職大統領(ドナルド・トランプ第45代大統領)をこれ以上強い口調では表現できないほどの激しい憤りを込めて批判している点だ。

 辞めた大統領もファーストレディも自分たちの後を継いだ直近の大統領に対する批判は、たとえ党派が違ってもしないものである。

 ミシェルさんはその「掟」をものの見事に破っている。

 ところが今のところ、ミシェルさんの行動を批判する主流メディアはない。それどころか出版前のテレビ・公開インタビューを見た市民、特に女性たちからは称賛の声が上がっている。