そもそも私はどちらかと言えばリスクテイカーなので、「明日も、明後日も今日と同じ」というのが好きではありません。毎日がずっと同じだと「何のために生きているんだろう」と考えてしまうたちなので、変化を厭わないのかもしれません。

書いて書いて、書いてみる

 以上の2つの理由はあくまでも私のケースなので、皆さんの参考にはならないかもしれません。そこでもう1つ、不安をなくしたい人に参考になりそうな、誰にでもできる方法をご紹介したいと思います。

 それは、不安をどんどん紙に書き出すことです。パソコンに打ち込むんじゃなくて、手書きで紙にどんどん書きなぐってみるのです。内容が重複しても、レベル感がバラバラでもかまいません。書いて書いて「もうないな」と思えるところまで書いてみます。

 次にその紙を眺めてみて、どんなことに気づいたかを考えてみてください。その上で、紙に書いた不安が何点(最大を10点とする)かを記入してください。そして、その不安を1点減らすためにできそうなことを考えてみます。あとは、それを実行してみるだけです。間違いなく不安の大きさは減るはずです。

 自分では対処できそうにない(コントロールできそうにない)不安だったら、「もう諦めよう」と腹をくくってみましょう。と言うよりも、それしか対処方法はありません。だって、どうにもならないことなのですから。

 不安の種は尽きません。だからこそいつまでも不安がるよりも、「不安に対する見方を変えてみる」「不安の大きさを減らしてみる」「具体的な対応方法を考える」「諦める」などを行って、毎日を気持ちよく過ごしたいものです。