自動車産業界で存在感を増すイスラエル「モービルアイ」のデモブース(資料写真)
3月中旬、驚きの事業連携が相次いで発表された。
まず3月14日に、インテルがイスラエルの画像認識技術開発ベンチャー「モービルアイ」を買収すると発表した。買収額は153億ドル(約1兆7000億円)に及ぶ。
そして17日には、ベルリンで開催されていたIT関連イベントの会場で、米エヌビディア(NVIDIA)が大手自動車部品メーカー、独ボッシュとの提携を発表した。
2つの発表の数日後にインテルとエヌビディアの関係者に話を聞くと、互いにライバル意識をはっきりと表していた。
インテルは画像認識ビックデータを手中に
それにしても、なぜこのタイミングでこうした大型買収と大型提携が行われたのか?