若者よ留学はいいぞ・第2回(前回はこちらへ)

 早めの気づき「2年先主義」が、自分に合った学校探し、英語の勉強、お金の工面など、様々な壁を乗り越えて留学を実現するカギとなります。現実には、留学という機会に気づかなかった、気づいた時には遅かったということがとても多いのです。

「2年先主義」で留学実現へ

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米国マサチューセッツ州にあるハーバード大学〔AFPBB News

 2年先ということは、大学での留学を考えるなら、高校2年生の早い時期に、留学という機会のあることに気づいて、決断して準備を始めるということです。

 米国の大学への出願は、高校3年生の秋から冬に行うので、それでも準備に1年ちょっとしかありません。大学に入学するのは高校卒業した年の9月となります。

 気づきから入学までに2年以上の時間がかかるのです。大学院でも決断してから留学開始まで2年かかるので事情は一緒です。

 2年というのは長い時間に感じるかもしれませんが、時間の余裕はあまりありません。4つやることがあります。

準備を進めるための4つのポイント

 まず、どこを志望するかということです。

 多くの人にとって、海外の大学は馴染みがありません。4年制大学とコミュニティーカレッジの違いも知られていません。大学院も様々です。簡単な説明は、日米教育委員会のビデオにありますのでリンクを参考にしてください。

 留学は大きな努力を必要とするのですから、目指す大学を理解することはとても大切です。米国の大学はそれぞれ個性が強く、偏差値でレベル分けする日本とは、かなり異なります。