日本人はなぜ「もちもち」が好きなのか

人気の食感と日本の食文化の深い関係

2014.04.04(Fri)佐藤 成美

 トウモロコシデンプンは多くの食品に使われている。トウモロコシにはいろいろな品種があり、その中のモチトウモロコシ(ワキシーコーン)のデンプンは加熱すると粘りが出て、もちもちとした食感になる。

 また、先に挙げた「もちぽにょ」などの米粉を使ったパンや麺などは、米に含まれるデンプンがもちもち感を与えている。

新しい食感を生み出すために

 食品に使われるデンプンは、ほかにも片栗粉として知られる馬鈴薯デンプンやサツマイモから取れる甘藷デンプン、サゴヤシから取れるサゴデンプンなどがある。また、このような植物から取ったデンプンを加工した加工デンプンがある。

 食品メーカーはいくつものデンプンを使い、種類や配合を変えたり、調理方法を工夫したりすることで、様々な「もちもち」を実現している。また、植物デンプンの欠点をカバーしたり、新たな性質を付与したりできる多様な種類の加工デンプンを開発し、利用することで「もちもち」した日本人向けの食感を作り出しているのだ。

 食品メーカーは次のヒット商品を目指して工夫をこらしている。「もちもち」の流行はいつまで続くだろうか。そして次にどんな食感がブームになるだろうか。

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