第3部 米EIA (エネルギー情報局)/2026年2月度短期エネルギー予測

 本稿では、2021年~2027年の世界の原油需給と北海ブレント油価実績・予測を概観します。

 2026年2月度EIA/STEO(米エネルギー情報局による短期エネルギー予測)は下記グラフの通りです。

 今年も来年も原油需給は緩和して油価下落傾向との予測にて、IEA(国際エネルギー機関)も共通認識です(mbd=百万バレル/日量)。


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 次に、2025年~2027年の北海ブレント油価実績と油価予測を概観します。米EIA2月度短期油価予測は下記グラフ通りにて、2026年はバレル$50台後半、2027年は$50台前半で推移するとの予測です。

 北海ブレントと露ウラル原油の現行値差は約$30です。この傾向が今後も続くと仮定すれば、ウラル原油の油価は$30前後になり、ロシア石油会社は採算割れの経営が続き倒産必至となりましょう。


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