韓国のソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊が押収した「ゾンビたばこ」などのドラッグ(資料写真、2025年8月13日、写真:YONHAP NEWS/アフロ)
「ほんとにゾンビみたいになる」「草は合法にするべきだと思います」──沖縄で未成年の間に違法薬物が蔓延している。メディアが伝えないその驚くべき実態とは? 広島カープの羽月隆太郎選手逮捕でにわかに注目を集めた「ゾンビたばこ」の恐ろしさとは? ノンフィクションライターの上原由佳子氏が沖縄の5人の少年少女たちから直接聞き取った生々しい薬物使用体験談をお届けする。彼らは何を考え薬物に手を染めるのか。
(上原 由佳子:ノンフィクションライター)
広島カープの羽月隆太郎選手が「ゾンビたばこ」などと呼ばれる違法薬物を使用したとして逮捕され、世の中に衝撃を与えた。
ここ数年、沖縄県でも未成年者の薬物使用が報道され、社会問題となっている。特に問題視されているのは、使用者の低年齢化が進んでいることだ。
2023年9月7日付の琉球新報によると、県内初の中学生大麻使用者が逮捕されている。そして、今年(2026年)に入ってすぐに、いわゆる「笑気麻酔(ゾンビたばこ)」(国内では未承認の医薬品成分「エトミデート」を含む吸引系ドラッグ)を中学生が使用していたという以下のニュースが流れた。