大谷翔平が初めて日本ハムのユニフォームに袖を通した球場

 日本ハムの一軍キャンプ地の沖縄県名護市は、沖縄本島の中北部に位置する。沖縄本島のこの地域より北は、森林におおわれた山岳地域=山原(ヤンバル)と呼ばれる。那覇市中心部から、沖縄自動車道を通っても1時間はかかる。サンゴ礁の海の色は、那覇など沖縄南部とはかなり異なる。

風で波立つ名護の海(筆者撮影)

 阪神タイガースの一軍キャンプ地の宜野座村は、名護市に隣接。同じ沖縄自動車道沿いにあり、車で20分ほど。両チームのキャンプ地は「お隣さん」といってよい。

 なお日本ハムの二軍は、同じヤンバル地区の国頭村で春季キャンプを行っている。名護市からはさらに車で30分ほどかかる。沖縄最北、那覇市から最も遠いキャンプ地になっている。

 プロ野球の春季キャンプの施設は、どの球団もほぼ同じだ。

① メインスタジアム
チームの全体練習や紅白戦、練習試合などが行われる。観客席があり、本格的なスタジアムでもある。2月下旬には有料のオープン戦も開かれる。

② サブグラウンド
メインスタジアムに隣接する場合が多い。観客席はないか、あっても小規模。春季キャンプは野手組と投手組に分かれるが、投手組はサブグラウンドでノックを受けたり守備練習を行ったりすることが多い。

③ ブルペン
投手が投球練習を行う施設。通常は屋根付き。マウンド、ピッチャープレートとホームベースがずらっと並ぶ。最近は、動作解析用のカメラ、弾道測定器「トラックマン」や「ラプソード」が設置されることが多い。6人程度が同時に投球練習できるのが一般的だが、宮崎市のオリックス・バファローズの春季キャンプのブルペンは一度に10人の投手が投げることができる。

④ 室内練習場
雨天の際の練習は主として室内練習場で行うが、故障、けがなどのリハビリ途上の選手が別メニューで調整するのも主として室内練習場になる。原則として非公開だ。

 その他、キャンプ地に併設された多目的広場や陸上競技場などを使用することもある。