高市内閣の支持率は18~29歳が92.4%、30代が83.1%
保守系の産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が昨年12月20、21両日に実施した合同世論調査によると、高市内閣の支持率は75.9%。年代別にみると18~29歳が92.4%、30代が83.1%と、これまで新興政党に流れていた若年層で圧倒的な支持を獲得している。
自民党という男尊女卑で世襲だらけの古い組織の中で非世襲、たたき上げの女性が長老政治家や官僚を敵に回して孤軍奮闘する姿は弱き女性や大衆にとって「弱者が強者に挑むカタルシス」を生む。アンダードッグを象徴する高市氏はまさに日本の「ジャンヌ・ダルク」になった。
複雑な国際情勢や経済を「まだまだ日本は強くなれます」「経済成長、まだできる!」といった単純明快な言葉に落とし込む。「日本人はやっぱりすごい」という高市氏の自己肯定感が実際はグローバリゼーションの負け組に転落した日本人を高揚させる。それが取り残される不安に怯える層にとって、彼女をあたかも救世主であるかのように錯覚させるのだ。
高市氏がぶち壊そうとしているのは男尊女卑社会、財務省を中心とした官僚主義、中韓に配慮する事なかれ主義外交、自民党長老の根回し政治、憲法9条による平和主義のドグマだ。高市氏は現状維持の保守ではなく、復古主義による現状打破を目指すラディカル・ライトなのだ。