高市早苗首相(写真:共同通信社)
[ロンドン発]高市早苗首相は熱狂的人気とポピュリズムで崩壊の危機にあった自民党の支持率を急速に回復させ、2月8日の総選挙で圧勝した。英国は経済浮揚のため中国にすり寄る一方、安全保障面では21世紀版日英同盟を模索しており、高市氏への関心は高い。
「アイドル的な人気」と「政治手法の巧みさ」
『黒い迷宮:ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』の著者としても知られる英紙タイムズのアジア編集長リチャード・ロイド・パリー氏は「選挙に勝つ方法:明確に話し、何も語らない」(2月5日付)と題し「アイドル的な人気」と「政治手法の巧みさ」に焦点を当てる。
「ある若い女性は彼女を愛する理由を『とてもはっきりと話すから』だと言う。『親近感』があり『近さ』を感じさせる。ハンドバッグを好む者もいれば、ペンやスキンケアのルーティンに注目する者もいる」。バッグやペンが完売する「サナ活(高市推し活)」が吹き荒れる。
高市首相愛用のバッグにも注目が集まった。長野県の老舗バッグメーカーの品だという(写真:共同通信社)
「日本の首相、サナエ・タカイチに関して言えば、誰もが『彼女が自分をどういう気分にさせてくれるか』を語ることができる。しかし、彼女が何を信条とし、日本をどこへ導こうとしているのかについては、はるかに不透明である」とパリー氏は書く。

