鍵山優真「持っている能力を全部解放してくれるようなブレード」

 2023年4月から使い始めたのは鍵山優真だ。

 山一ハガネが今年実施したインタビューで鍵山はこう語っている。

「初めて『YS BLADES』で滑ったときは、一蹴りに対しての伸び感に驚きました。本来その人が持っている能力を全部解放してくれるようなブレードです。ジャンプもとても飛びやすいですし、自分のスケートの感覚が変わりました。以前はベースプレートがパキッと折れてしまうことが何回かあったのですが、『YS BLADES』に変えてからはずっと元気です」

「(『YS BLADES』に変えてから)スケートの技術が1段階レベルアップしたと思います。細かなエッジさばき・テクニックが今までよりスムーズにできるようになりました。自分のレベルアップにブレードがついてきてくれて、純粋に自分のやりたいスケートに応えてくれるので、ありがたく思っています」

「『自分のスケーティングこんなに伸びたっけ?』と思ったほど、本当によく滑りますし、滑っていて楽しいですし、景色が全然違うと感じました」

 鍵山の言葉は、ブレードへの最大の賛辞でもある。

10年先、20年先も使われていてほしい

山一ハガネの石川貴規氏

 トップスケーターをはじめ、多くのスケーターに使われるようになった現在。

「そういえば、10月下旬に行われた西日本選手権では、シニア、ジュニアのアイスダンスも実施されましたが、ほぼほぼ、うちのブレードだったんです。とてもありがたいなと思いました」

 と笑顔を見せる。

 そしてこう語る。

「私はもうすぐ48歳になるのですが、10年ちょっとで60を迎えると、私はいなくなるじゃないですか。そのときに残っていてほしいですよね。10年先も20年先も使われていてほしいですね。フィギュア界になくてはならないものであってほしい、そういう思いがあります」

 企業人として収益も心に留めつつ、選手のためにという思い、そして製品の質への自負と誇りが込められているようだった。

●「山一ハガネ」インタビュー前編はこちら

 

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