予選会で苦戦した5校もシード権を目指す
東京農業大学・小指徹監督(29分00秒78)
「エース前田和摩を中心としたチームですが、他の選手も力をつけてきました。予選会では3年生の前田と栗本航希、4年生の原田洋輔、深堀優、小島岳斗。上位5名が個人41位以内でフィニッシュしています。また1年生の井坂光と内田温規も上級生と対等の力を持っています。2年ぶりの出場となりますが、前回のチームより実力は数段上がっています。思い切って、シード権獲得を目指して頑張ります」
神奈川大学・中野剛監督(28分53秒52)
「前回は3年生以下でタスキをつなぎました。その10名を本日無事にエントリーできたことで、前回の経験を少しはレースに生かせるのではないかと考えています。10000m上位10人の平均タイムはあいかわらず低いですけど、トラックよりロード、単独走の方が得意かなと感じています。単独走の場面が多くなる復路(勝負)になんとか持ち込みたいなと考えています」
大東文化大学・真名子圭監督(28分47秒27)
「今回のエントリーに下級生が9名入っていますが、4年生を中心としたチームです。4年生は私の監督就任と同時に入学してきた学年で、三大駅伝に出走したのは入濵輝大のみですが、箱根は4名を登録できました。彼らの最後にかけた意地だと思います。4年生の背中を見て、下級生も奮起してくれるでしょう。18番目からシード権は遠い距離に感じられるかもしれませんが、9~10番目に届くように頑張りたいと思います」
日本体育大学・玉城良二駅伝監督(28分40秒90)
「10月の予選会で78年連続出場を決めることができました。予選会を通ってしまえば、連続出場を強みにできると勝手にとらえています。例年通り、4年生が活動の手本となり、学生主体のチームができました。102回目を迎える駅伝は関東学連の学生幹事たちが、1年間通して準備していただいています。その感謝の思いを持って、当日までしっかり準備をして、シート権獲得に向けたタスキリレーをしたいなと思っています」
立教大学・髙林祐介駅伝監督(28分49秒40)
「55年ぶりの出場から今回で4年連続出場です。予選会はギリギリの通過となりましたが、エースの馬場賢人が故障で出場していません。馬場は本戦でしっかりと走ってくれるような準備ができています。主将の國安広人、エースの馬場。4年生の背中を見て、3年生以下も奮起をしてくれると思います。目標はブラさず、シード権獲得を目指して頑張っていきたいと思います」
関東学生連合・坪田智夫監督(28分36秒34)
「過去のチームを見ても平均タイムは良くても、10位相当に入るのは困難でした。しかし、今回から選考方法が変わり、単独チームと同様に12月10日までにベストメンバーを選べるようになったのは非常にプラスだと思います。どこまで戦えるかわかりませんが、ひとつでも上の順位相当でゴールできるように取り組んでいきたい。そして今大会で終わるのではなく、次のステージでも各選手たちが活躍してほしいと思っています」