予選会を上位通過した5校の思惑
中央学院大学・川崎勇二監督(28分50秒42)
「チームの特徴、強みは正直、何もないかと思います。ただ、そんなチームが予選会でかろうじてトップ通過を果たすことができました。学生たちに初めて『俺たちもやればできるんだ』という気持ちが湧いてきたのが今のチームの状況です。シード権獲得は簡単ではありませんが、本戦で『何かやれるんだ』という気持ちを少しでも高めていくのが私の大きな仕事かと思っています」
順天堂大学・長門俊介駅伝監督(28分39秒29)
「あまり力のなかった4年生が前回大会でシード権を7秒差で逃す悔しい思いをしました。それから意識を高く持ち、凄く良い雰囲気を作り、力のある2・3年生が実力を発揮しているように感じています。突出したエースはいませんが、確実に一人ひとりが与えられた役割を果たせるようになりました。私は原さんのようにゴルフをしませんが、パーでしっかりつないでいき、どこまで順位を上げられるかという駅伝をしていきたいです」
山梨学院大学・大崎悟史駅伝監督(28分45秒40)
「前回1区と5区を担った平八重充希と弓削征慶がいて、強力な留学生であるムトゥクとキピエゴもいます。今回は3年生が8名入るなど、中間層のレベルが上がっています。さらに前回、1年生で出走した阿部紘也と大杉亮大朗がエース級に育ってきて、チームは底上げしました。昨年度より全体的にレベルが上がったと感じているので、シード権獲得という目標に向けてしっかりサポートしていきたいです」
日本大学・新雅弘駅伝監督(28分33秒29)
「今年のチームは総合力が強みになります。選手一人ひとりが夏合宿を経て力をつけてきました。本番ではそれぞれが持っている力を出し切れるように頑張っていきたいと思います。また前回悔しい思いをしましたので、それを晴らせるように、この1年間しっかり練習に取り組んできました。目標であるシード権争いに絡むため、しっかり準備して当日に臨みたいと思います」
東海大学・両角速駅伝監督(28分50秒11)
「2年ぶりにこの場に来て、各大学の監督さんの意気込みを聞いて、圧倒されるばかりです。2年前に箱根駅伝を経験した選手5名がいるわけですけど、エースの花岡寿哉、兵藤ジュダ。3年生の永本脩、2年生の中野純平あたりが、この1年で大きく成長してくれましたので、いい戦いができるんじゃないかなと感じています。目標はシード権の獲得です。その姿を皆さんにしっかり見ていただきたいなと思っています」