3組は大東大勢がワン・スリー
雨があがった3組は総合トップを“独走”していた中大の藤田大智(3年)が主に引っ張り、3000mを8分30秒、5000mを14分20秒で通過。後半は宮地大哉(山梨学大3)が積極的な走りで牽引した。
レースが動いたのは残り600m。まずは藤田がペースを上げると、先頭集団は6人に絞られる。ラスト200mで藤田が再度ペースアップするも、最後の直線で大濱逞真(大東大2)が逆転。28分37秒48でトップを奪った。2着の藤田は28分39秒00で、3着には中澤真大(大東大2)が28分39秒32で続いた。5着の米田昂太(中央学大2)が8分40秒18をマークするなど、8人が自己ベストとなった。
ワン・スリーを飾った大東大。大濱は、「3組で他校との差を広げることができればいいなと思っていたので、前に出たりせず、終盤まで体力を温存することが(中澤との)共通認識でした。ラストスパートは自分の強みですし、狙い通りに1着を取れて良かったです」と笑顔を見せた。
3組終了時の総合結果は中大、大東大、東海大、順大、中央学大、日大、日体大が通過圏内。次点の東洋大は日体大と約7秒差につけていた。