(つげ のり子:放送作家、皇室ライター)
愛子さまをアイコンタクトでフォロー
秋篠宮家の次女・佳子さまが、12月29日に30歳の誕生日を迎えられた。
2024年は、宮中祭祀をはじめ、ギリシャご訪問、そして毎月のようにお出ましになった公務に加え、就職して4年目を迎えた「全日本ろうあ連盟」での活動など、非常に多忙な日々を過ごされてきた。
そんな中、今年大学を卒業され、本格的に公務を行うようになった愛子さまに対しても、佳子さまは近くから支えていらっしゃったように感じる。春と秋の園遊会でも愛子さまは佳子さまと親しく会話され、佳子さまもデビューまもない愛子さまにアイコンタクトでフォローされていた。
5年ぶりに実施された、文化勲章の受章者や文化功労者を招いた皇居での茶会でも、愛子さまと佳子さまが連携して和やかな雰囲気を作り出されていたとか。
佳子さまのさりげないフォローによって、愛子さまもたくましく成長され、また弟の悠仁さまも筑波大学への進学が決まり、佳子さまにとっては、どこかほっとする一年だったのではないだろうか。
愛子さまは、もはや十分に公務を担う力量が身につかれ、国民の人気もすこぶる高い。悠仁さまもあと数年もすれば、秋篠宮家の公務のいくつかに関与されるだろう。
もしかしたら、今、佳子さまは、皇族として行うべき責務を十分に果たされ、後顧の憂いをなくして、次なる夢の実現に向かおうとしていらっしゃるのではないだろうか。それはズバリ結婚である。