〈ハイブの醜悪な嘘と偽善が続々と明らかになっている〉

〈ハイブはただひたすら自分の利益が重要な人たちで、問題解決を目指そうとしない〉

〈人間として最小限の良心はあるだろうと信じたのが間違いだった〉

〈ハイブの蛮行はK-POPの歴史上、空前絶後の事案〉

〈お金に執着して、この歪んだ組織(アドア、ハイブを指す)に便乗して安住したくなかった〉

〈大企業という名を冠した集団(ハイブ)の無根拠な暴力から始まった地獄のような闘い〉

 これだけ強い言葉を使ったということは、裁判で全面的に争う宣言として読めます。真っ向から対立するのを厭わず、ハイブという巨大企業相手に最後まで闘う。そういう強い意志が読み取れるのです。

なぜこのタイミングなのか

 では、なぜこのタイミングで、ミン氏は退社を発表したのでしょうか。11月14日に報道されたように、ミン氏はプットオプションを11月初めに行使していました。

 プットオプションは、あらかじめ決められた価格で株式を売る権利を指し、本来の契約条項が有効であれば、約260億ウォン(約28億7000万円)を受け取ることができる権利を行使したことになります。