この番犬は、いまは愛想よくしていますが、いざとなったら怖いのだそうです。黒いという意味の「ナクチュン」と呼ばれていました。
ブータンで猫を呼ぶときは「シュシュシュシュシュ」というと、パロの回で書きましたが、犬を呼ぶときは、「ユユユユユ」といいます。「モラップ、ユ、ユ、ユ、ユ」と男性が声をかけると、ゆっくりと犬が近づいてきました。モラップは名前で、カッコイイという意味だと教えてくれました。
リード(紐)でつながれた猫は珍しいので、家の人に話を聞いてみました。以前飼っていた猫が戻ってこなくなってしまい、悲しかったので、今度の猫は紐でつなぐことにしたのだそうです。猫はリードをいっぱいに伸ばして、日の当たるところに出ていました。
ブータンの首都ティンプーの猫たちはいかがでしたか?
パロ国際空港があるパロの町の猫たちはこちら