こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。今回は、ヒマラヤ山脈のふもとにある国、ブータンを訪ねます。

 前回は、国際空港のあるパロの町の猫たち、そして猫や犬と遊ぶ子どもたちを紹介しました。
少女がオシャレなクラッチバッグを持ってる…と思ったら猫だった!
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71068

 きょうはブータンの首都ティンプーに向かいます。

 国際空港のあるパロからティンプーまでは、車で1時間と少しです。山肌に沿って造られた道路をクネクネと進むので、車酔いしてしまう人も多いと聞きました。2006年にブータンを訪問した私はひとり旅だったので、空港に迎えにきてくれた公認ガイドとドライバーの3人で移動しました。車は、日産サニーの中古車でした。日本と同じ左側通行です。

 ティンプーでもパロと同じように、キジ猫がよく目につきました。生後6〜7週間の子猫を母猫が日向ぼっこさせようと日向に連れてきたところです。手前にいる母猫もキジ猫でした。

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 駄菓子屋さんは子どもが集まるところなので、道路に飛び出さないように塀が立てられていました。猫はその上に乗ってうつらうつら。子どもたちの大きな声にも動じずに寝ていました。

 立派な建物の2階に住む猫は、長い階段をすばやく降りてきて、車止めの柱の上に飛び乗りました。ここから見ているのは、中央市場の様子。市場を出入りする猫が気になるのでしょう。