週刊誌報道があった当日の衆院本会議後、取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=11月11日、国会(写真:共同通信社)週刊誌報道があった当日の衆院本会議後、取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=11月11日、国会(写真:共同通信社)

(渡辺 喜美:元金融担当相、元みんなの党代表)

不倫報道の3時間後にはあっさりと認めたが

「私の人生も素晴らしい女たちとの出会いによって形づくられてきたことは確かだ。何かの歌の文句にもあったように『所詮この世は男と女』であり、あのハリウッドの名作『カサブランカ』の主題歌『As Time Goes By』(時の過ぎゆくまま)の通りとすれば、私の放蕩も言い逃れできるに違いない」(石原慎太郎)

「カネも女(男)も権力も、3点満点になったヤツは必ず失脚する。田中角栄しかり、三越の岡田しかり。平等社会の日本では2点でもアウトだ。権力を持つ政治家の許容限度はせいぜい1、2だ。多少お喋りだとか、多少大酒飲みだとか、だな」(ミッチー語録)

 先の総選挙で4倍増の28議席を得てキャスティングボート勢力となった国民民主党の玉木雄一郎氏がいきなり女性スキャンダルに見舞われた。

 選挙中に逢引きに使ったであろう高松市内のホテルのエレベーター前や、選挙3日後に密会した都内ワインバーからパーカーのフードを被って出てくる玉木氏の写真が撮られており、否定し難い証拠となった。

 玉木氏は不倫報道の3時間後には、あっさりと認め、妻に全てを話し謝罪したことを明らかにした。