「肌がカサカサだから生活態度を改めよ」
2人の結婚は、やはりカネで結ばれたものだったようだ。
だが、この風変わりな結婚生活に野崎氏は早々に見切りをつけたようだ。入籍した翌月の3月にはLINEで野崎氏から早貴被告に対し、
「早貴を中心に世界が回っているのではないことを再確認してください」
「お金をもらうんだから拘束されて仕方ないじゃないか。肌がカサカサだから生活態度を改めよ」
などのメッセージが届いていたことがすでに明らかになっている。田辺市に引っ越してもこない早貴被告に対し、野崎氏が腹を立てていたことが分かる。であるならば、彼女が語った「田辺に一緒に住まない条件だった」という主張はちょっと信じがたい。
こうした点について早貴被告は裁判でこう語った。
被告「金で女を支配し、思い通りにならないと駄々をこねる。子供だなと」
弁護人「謝って許してもらおうという気持ちは」
被告「ないです」
野崎氏からの束縛が嫌なのなら離婚をすればよかった。事実、野崎氏は早貴被告に自分の署名入りの離婚届を突き付けている。彼女はそれを破り捨てたというが、それこそ野崎氏との結婚に執着していた証ではないのか。