ルームサービスはロボットで
私が宿泊した新天地のアンダーズホテルでは、広々とした部屋に最新のシャワートイレが備え付けられ、部屋のすべてをコントロールするためのiPadが置かれています。
ルームサービスを注文すると、これがまた驚くべき体験でした。
ロボットが配膳を行い、日本のファミリーレストランを彷彿させるサービスを提供してくれるのです。
移動手段においても、上海のイノベーションは顕著です。
市内は起伏に乏しいため、レンタルサイクルが非常に人気です。日本と同様に、どこかで借りてどこかで返すことができるシステムですが、その規模は日本の比ではありません。
車においては、ナンバープレートを見るだけで、その車が電気自動車なのかハイブリッドなのかが分かるようになっており、環境に優しい選択が容易になっています。
そして、何よりも注目すべきは、自動運転の普及です。
市内を走る車の中には「AUTO DRIVING」と表示された車が少なくなく、運転手のいない車を見かけることも珍しくありません。
テスラの車もかなりの数走っており、これが上海の交通の未来を如実に示しています。