危険運転致死傷罪で逮捕も、なぜか起訴は「過失運転致死傷」で

 そして、逮捕から20日後、今度は以下のニュースが報じられました。

(外部リンク)家族3人死亡事故 過失運転致死傷罪で起訴 群馬 伊勢崎 (NHK 首都圏ニュース)

 警察は鈴木容疑者を「危険運転致死傷罪」で逮捕していたにもかかわらず、前橋地検はより罪の軽い「自動車運転処罰法違反(過失致死傷)」の罪で起訴したというのです。

 9月16日、遺族らは記者会見を行い、

「悪質すぎる飲酒運転なのに、なぜ『危険運転』にならないのか、怒りとショックとなんでという気持ちが強かったです」

「これが『過失』のまま起訴されてしまうのは、(亡くなった)本人たちも悔しいだろうし私たちも到底納得できない」

 と、悔しい胸の内を語りました(下記ニュースより抜粋)。

(外部リンク)家族3人死亡「悪質すぎる飲酒運転なのになぜ」事故から4か月…遺族が訴え(日テレNEWS NNN)

 飲酒、速度オーバー、中央分離帯突破による死亡事故が、「危険運転」ではなく「過失」と判断されたことに、遺族が承服できないのは当然のことでしょう。