この猫は、柵をくぐって出てきて、丁寧に挨拶してくれました。

 そして姿勢を正して座りました。骨格ががっしりとした大きな猫でした。

 こちらの犬は柵から顔を出し微笑んでくれました。ワイマラナーという種類でしょう。頭を撫でてやると、ツヤツヤでビロードの感触でした。柵から顔を引っ込めるときは、頭を斜めにして耳が引っかからないようにしていました。賢い犬なんだなと思いました。

 アーチ型の門があるステキな家もありました。シダの葉陰で横になっていた猫は、こちらを警戒したのか顔を起こしましたが、またすぐに寝てしまいました。