植物の写真を撮っていると、「何をしているの?」と興味深そうにカメラを覗き込んできました。このような生姜色の猫には「ジンジャー」という名前がよく付けられるので、ためしに「ジンジャー」、と呼びかけると、「どうして僕の名前を知っているの!?」というようなびっくりした顔をしました。なので、おそらく名前はジンジャーだと思います。

 木陰で休んでいた猫に「立派な猫だね」と話しかけると、言わんとしていることは伝わったよ、という顔をしていました。

 記事冒頭の猫と帰り道でまた会いました。遊びたそうに塀の上からこちらをじっと見ていましたが、人はこの先へ進めません。今日はこれで、さようなら。また会いましょうね。