スーパースター大谷翔平は違法賭博に関与していたのか、現地報道は
ドジャーズ、真相究明待たず目立つ水原一平通訳を即刻解雇
2024.3.23(土)
高濱 賛
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エンジェルズ時代から賭博で借金地獄
本拠地での開幕試合を5日後に控えたドジャーズが火だるまになっている。
今や野球道を極めた「世紀のユニコーン」というだけでなく、その人品骨柄からも世界中の人たちから尊敬されている大谷翔平(29)にスキャンダルの火の粉が降りかかったからだ。
1週間前には「大谷翔平の旅」と題する大特集を組んだ地元紙ロサンゼルス・タイムズが3月20日、「ショーヘイの通訳兼アシスタント、窃盗容疑で訴追」(Ohtani assistant accused of theft)とすっぱ抜いたのだ。
(latimes.com/gambling-story)
それを追って、米スポーツ報道の専門チャンネル、ESPNは水原氏の生の声を報じた。
「通訳の水原一平は『私が賭博で作った借金を翔平が立て替えてくれた』と語った」
(espn.com/dodgers-shohei-ohtani-interpreter-fired-theft)
大谷選手の弁護士は直ちに「ショーヘイは被害者だ」と反論した。借金は450万ドル(約6億8000万円)。
「勝ったことはなく、沼にはまって借金がどんどん膨れ上がった」(水原氏)
水原氏は韓国ソウルでのサンディエゴ・パドレスとの第1試合後、クラブハウスにいた選手たちに「私はギャンブル依存症にかかってしまった」と漏らしていた。
すでにこの件で米連邦捜査局(FBI)から尋問を受けた後だったのだろう。公表される前に「違法博打とは知らず、巻き込まれた」と予防線を張ったつもりだったと思われる。
その前にオーナーのマーク・ウォルター氏が水原解雇を選手全員に伝えていた。