結婚を発表したばかりの大谷翔平夫妻の訪韓で韓国が沸きかえっている。
そんな大谷選手の訪韓で最も大きく名をあげた企業は、なんといってもMLBソウルシリーズを誘致した韓国最大のEコマース企業「クーパン」だ。
韓国のAmazon
「韓国のAmazon」と呼ばれるクーパンは、2020年からOTTサービス(インターネットを通じた音声や動画などの配信サービス)の「クーパンプレイ」をローンチした。これはAmazonにおけるAmazonプライムビデオのように、毎月会費を払って高速配送などの付加サービスを受けている有料会員だけが利用可能なOTTだ。今年1月現在のクーパンプレイの利用者数は804万人で、韓国OTT業界ではネットフリックスに次ぐ2位の位置を占めている。
韓国系OTTの中では最後発のクーパンプレイだが、どこよりも早く利用者数800万人を達成できた背景について、韓国メディアは「話題のスポーツ中継権に積極的に投資する戦略が功を奏した」と評価している。