9月12日、欧州遠征中の森保ジャパンは、ベルギーのヘンクでトルコ代表と対戦した。トルコとの対戦は、2002年の日韓W杯のベスト8をかけて仙台で対戦して以来、実に21年ぶりである。当時のトルシエジャパンは当日の仙台の曇った天気のようにパッとしない試合で0-1と敗れてしまった。トルコとはそんな因縁がある。
だが現在、FIFAランクでは日本が20位でトルコは41位。トルコは9日(日本時間)に欧州選手権予選でアルメニアと対戦し、1-1で引き分けている。
一方の日本は10日(同)に対ドイツ戦で4-1と歴史的な勝利を収めている。ただ中2日というスケジュールのため、戦前の予想通りドイツ戦とはメンバーを大幅に変えて試合に臨むことになった。
伊藤洋輝以外は総入れ替え
この日の日本代表のスタメンは以下の通り。
GKは中村航輔、DFが初代表の町田浩樹と谷口彰悟、SBが左に伊藤洋輝で右が初代表の毎熊晟矢(まいくま・せいや)、そしてWボランチが田中碧と、浦和で代表2戦目の伊籐敦樹、MFは左がフランスのスタッド・ランスで伊東純也とチームメイトの中村敬斗、右が堂安律、真ん中トップ下が久保建英、1トップが古橋亨梧という陣容だった。
ドイツ戦のスタメンとは、伊藤洋輝を除いて全面入れ替え。全体的に日本代表での経験が浅い選手の比率が増えた。これでどのくらいの試合ができるのか興味深いメンバー構成だ。