「予約に関係なく入れるんですね」というと、「あ、1時に予約されてた方ですか」といわれた。特別にお堂の鍵をあけてくれ、快慶作の阿弥陀如来像を見せてもらった(が撮影不可)。予約した価値があった。しかし庭に蚊が多く閉口した。
西方院のあと、薬師寺に向かう道の途中にある蕎麦戯・さか本で、2種そばを食べた。更科と田舎。いなり寿司2個がついているのがうれしい。税込み1100円。
折角だからと唐招提寺にも寄り、御影堂にいったら、そこには立派な築地塀があった。あとでわかったことだが、東大寺の二月堂あたりの壁にも築地塀が使われており、後日見たNHKの「城」の番組でも、萩市の城下町に立派な築地塀があるのを知った。二月堂には何回も行っているのに、なんにも見ていないのであった。
国宝の弥勒半跏像は広隆寺にもある
今回の目的のもうひとつは、京都太秦にある広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像を見ることだった。半跏像が、中宮寺の有名な弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)以外にあると知って、見てみたいと思ったのである。