港でおじいさんが、特産の「ハルキ海老」の出荷作業をしていました。もしかしてこれが食べられるかも? と期待したのですが、この日の水揚げはすべてロドス島の高級レストランへ届けるもので、残念ながらハルキ島の食堂には卸さないということでした。

 まさしくボス猫という雰囲気の猫がいたので、目を合わせようとしました。でも目をそらして崖に飛び乗り、崖の上にある家の中に入ってしまいました。

 そして階段上の玄関に寝そべり、こちらに流し目。「僕はこの家の子なんだ。ノラじゃないんだぜ」と言いたかったのだと感じました。

 この男性と犬は、町はずれに住むお年寄りから頼まれた買い物を届けにいくところです。