こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。
今回の訪問先はギリシャ、エーゲ海東部のドデカネス諸島です。といってもなじみのない名前でしょう。ドデカネス諸島の中で一番大きいロドス島(ロードス島)は、一時期聖ヨハネ騎士団が占領したこともあり、名前を聞いたことがあるかもしれません。
「ドデカニサ」は、ギリシャ語で12を意味します。定期船が就航するような大きな島が12島あることに由来しますが、実際には約150の小島があります。今回はその12島のうちのコス島とカリムノス島に出かけました。
![](https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/6/9/600mw/img_69a57db8d4c68d8839d6e7fc442b084c70827.jpg)
コス島で出会う猫たちはみんな体格がよくて、毛並みがよい猫ばかりでした。この猫は毛並みが整っていて、たぶん飼い猫。常に体をなでてくれる人がいるのでしょう。
![](https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/600mw/img_a984cad11c4209e9386f715bcec2ceae66360.jpg)
シッポがボサボサで汚れに頓着していないこの猫はノラ。こちらにしっかりとアイコンタクトをとって、危険でないと判断したようです。かなり人を見る力のある猫だと思います。
![](https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/600mw/img_e19bffbd9b47536d3fa5fefcd6f7746657179.jpg)
コス島最大の町がコス。旧市街に面した円形に近い入江が港となっていて、プライベートボートや漁船が停泊しています。