各国は取り合わなかったが、韓国だけは自国の食材を利用して韓国選手たちに弁当を提供している。
また、選手村近くのホテルを丸ごと借りて供給支援センターを作り、放射能セシウム計も用意して調理過程で食材に濃縮された放射線量を入念にチェックしている。
反日は国是にまで“発展”した
世界のアスリートたちが起居する選手村では、韓国選手団は入村するとすぐに反日横断幕を掲げた。
IOC(国際オリンピック委員会)の要請で撤去すると、トラを朝鮮半島になぞらえる反日絵図を平然と掲げ続けた。
トラの牙が北朝鮮の白頭山に位置していることから、こちらは北朝鮮の主張も代弁する、北朝鮮と共闘する反日宣伝ともなっていた。
IOCの反日姿勢抑制の要請も韓国には馬耳東風である。
また、アジアの選手団が入場するたびにアジアの地図上にわざわざ「独島(ドクト、竹島の韓国呼称)」をクローズアップし、子供たちが登場した時はこれ見よがしに日本に〝説教″したという(同上紙、7月31日付)。
メダルと共に手渡されたビクトリーブーケは福島県産の花(トルコギキョウ、ほかに宮城県産ヒマワリと岩手県産リンドウなど)が使用されていることから、「メダルを取れば放射能汚染の不安」があると報じた(同上紙、8月8日付)。
平和の祭典とされている五輪であり、また今回はコロナ禍で開催自体が1年延期され、世界は喧騒としていて分断の様相を呈している。
そうした事態をスポーツでいくらかでも緩和すべく「United by Emotion」を掲げ、連帯や統合を呼びかけているにもかからず、韓国は正面からその反対行動をとってきたわけである。