この猫は、横に幹を伸ばしている木に登って、アピールしてきました。木の幹の上では白い部分の多い毛並みが映えることを知っているかのようです。

 目の前で白黒猫が立ち止まり、四肢をぐ〜んと伸ばしたのでちょっとびっくりしました。私のすぐ後ろにいた犬も、猫が伸びあがる様子を見て、目をパチクリさせていました。

 この猫は、シッポの長いことが自慢なのでしょう。ブルンブルンと振って気を引いていました。低い位置から撮影しようと腰をかがめたら飛びついてきて、シッポでわたしの顔を叩きました。これはそのすぐ後の「してやったり」という表情です。

 そして白黒8匹目。寺院の境内にいたのは、向かいにある家の飼い猫です。毎日の散歩コースにしていて、だいたい同じ時間に同じ場所を通るそうです。