コスプレ文化の先人たち

「キャンディ・キャンディおじさん」は何十年も前からこの格好でバイクに跨っていた。

 今や海外でも熱烈なファンの多いコスプレだが、おじさんはコスプレの元祖かもしれない。

(写真:橋本昇)
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 それにしても、祭りでもないのに仮装した若者たちが東京原宿に集まってきたのはいつの頃だったか?

 この頃から日本の若者文化は海外の注目を集めるようになった。さすがにナチス親衛隊はNGだが、この2000年代半ばごろまでは、その意味も分からず、単なるファッションとして身にまとう若者もいた。

 写真の女性に、通りすがりの外国人が声をかけた。

「その格好でベルリンの街を歩いたら、どれくらいもつかな」

 私が通訳して、この人がこう言っているよ、と伝えて上げた。「ベルリン?」。やはり、その服装の意味するところを全く知らなかったようだ。

(写真:橋本昇)
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(写真:橋本昇)
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 動物園や水族館のパフォーマンスは日本に限ったものではないが、日本の動物たちは海外でも人気者だ。

 注目されるのは、その芸の幅広さと愛らしい姿。

 そして、飼育員との愛情あふれる絆だ。

(写真:橋本昇)
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(写真:橋本昇)
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