韓国の反日は、戦前に日本に統治されて大変な被害に遭ったという歴史認識に根を張っている。

 そのような国で暮らしていると、日常的な反日発言などにいちいち反応する気にもならない。普通に「日本人」と言えばいいものを、「日本奴(イルボンノム)」とわざわざ蔑称を使うお国柄だ。

 普段からテレビを見ていても、状況は同じだ。昨年(2020年)10月に、有名な小説家である趙廷来(チョジョンネ)氏が「150万~160万に上る親日派を断罪しなければならない」「日本留学に行けば猫も杓子も親日派になってしまう」と発言したことは記憶に新しい。

 そんな言葉に腹を立てるのもバカバカしいが、むしろ、そういう物言いしかできないことに、哀れみを禁じ得ない。こんなことは韓国では日常茶飯事で、今さら取り立てて騒ぐ必要はない。

人気歴史講師の発言に驚く

 だがそれでも、最近、ちょっと驚くような反日発言が歴史教育番組で繰り広げられているのを目の当たりにした。反日がまたワンランク、いや、ツーランクもアップしているのだ。

 韓国の反日は、戦前に日本の統治を受けて散々な目に遭わされたという被害者意識に根差している。だから“日本=自分たちを搾取した悪”という図式でしか考えられず、それに合わない歴史的事実は一切受け入れられない。

 驚くべきは、この発想が最近はさらに進化・発展してきているのだ。