2014年には、1位スクリーン(290台)、2位TEL(182台)、3位ラムリサーチ(111台)、4位SEMES(99台)だった。ところが、2015年以降、SEMESが怒涛の快進撃をはじめ、2015年にはスクリーン(283台)、TEL(295台)、ラムリサーチ(153台)をごぼう抜きして、483台で1位に躍り出る。

 2017年に、一度はSEMESの勢いが鈍り(479台)、追走してきた2位のスクリーン(375台)との差が104台まで縮まったが、2018年以降、再びSEMESが急成長する。そして、2019年には、1位SEMES(686台)と2位スクリーン(412台)の差は、274台に拡大する。

 SEMESとスクリーンの2019年までの枚葉式洗浄装置台数の推移から考えて、今後、その差は、もっと拡大するかもしれない。すると、枚葉式洗浄装置の企業別出荷高シェアでも、そう遠くない日に、SEMESがスクリーンを抜いて1位に躍り出る可能性が高い。

 2018年後半からメモリ不況に突入したが、2019年後半に、好況に転じる気配がある。すると、サムスン電子がDRAMやNANDに大規模な投資を行うだろう。そうなると、サムスン電子傘下のSEMESは、より大きな成長を遂げると考えられる。

 本稿では、枚葉式洗浄装置の世界市場における出荷額シェアや出荷台数を分析した。現在集計中であるが、地域別の出荷額シェアや出荷台数は、さらに驚くべき結果となりそうである。その続報は、11月に配信するメルマガ(https://mall.ismedia.jp/index.php?dispatch=products.view&product_id=8764)で報じたい。

◎筆者からのお知らせ
 米中ハイテク戦争に加えて日韓貿易戦争が勃発しました。その影響のためか、メモリ不況が長引く兆候を示しています。そこで緊急セミナーを開催し、先の見通せない時代を生き延びるために、どうすれば良いか、その処方箋を提言したいと考えています。
 加えて、露光装置、ドライエッチング装置、成膜装置、洗浄装置、検査装置、など、可能な限り、半導体製造装置の企業別出荷額シェアと出荷台数の分析を行い、今後、米中と日韓戦争がどのような影響を及ぼすかを論じたいと思います。
【緊急開催】『米中ハイテク戦争(に加えて日韓貿易戦争勃発)と
半導体メモリ不況を生き抜くビジネスの羅針盤』
-先が見えない時代をどう生き延びるのか?-

 日時: 11月6日(水)10:30~16:30
 場所: 東京・港区浜松町 ビジョンセンター浜松町 B1F L+M会議室
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