枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェア

 図2に、2012年から2019年における枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェアを示す。2012年に53.4%で1位だったスクリーンは、次第にシェアを失い、2015年には29.3%まで低下させる。

図2 枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェア
(出所:世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016,,2019)のデータを基に筆者作成)

 これに代わって、2014年から2015年にかけてSEMESが飛躍的にシェアを増大させ、それまで2位だったTEL(東京エレクトロン、23.8%)と3位の米ラムリサーチ(14.7%)を抜いて、SEMESがシェア2位(25.9%)に躍り出た。2015年時点で、1位スクリーンと2位SEMESの差は、3.4%まで縮まっている。

 2015年から2018年にかけては、2位SEMESのシェアが横這いであるのに対して、3位のTELが大幅にシェアを失い、その分、1位のスクリーンが39.4%と約10ポイントのシェアを奪還する。

 ところが、2019年にかけて、1位のスクリーンが35.6%までシェアを下げ、3位のTELも9.9%に低下する一方で、SEMESが31.2%にシェアを増大させる。再び、1位スクリーンと2位SEMESの差は、4.4%に縮まる。

 まとめると、2015年以降は1位スクリーンと2位SEMESの一騎打ちとなっており、いつ、トップが入れ替わってもおかしくない状態と言える。

 そして、次節で示す企業別出荷台数の推移は、さらに衝撃的な結果となっている。

枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数

 図3に、2012年から2019年における枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数の推移を示す。このグラフを書いたとき、にわかには信じられない思いがした。あまりにもSEMESの成長が凄まじいからだ。もしかしたら、データが間違っているのではないかとすら思ったほどだ。

図3 枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数
(出所:世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016、2019)のデータを基に筆者作成)