「韓国政府は一度も米国の理解を求めたことはない」
別の政府高官は韓国通信社ワシントン特派員に対して厳しい表現でこう述べている。
「これはウソだ。明確に言って事実ではない。米国政府は駐米韓国大使館とソウルの韓国外務省に抗議した」
外交儀礼として相手方の大統領府高官の発言を「ウソだ」と言うのも異例なことだ。
(http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20190823000106)
(https://www.asiatimes.com/2019/08/article/us-verbal-broadside-at-seoul-over-axing-of-pact/)
「文在寅は長年にわたって築いてきた米国家安全保障体制をぶち壊した」
ワシントン駐在の外交官たち(無論その中には韓国大使館員たちも含まれる)にとっては「虎の巻」ともされている米外交政治情報を流すニューズレターがある。
購読料が高いので一般の人の目にはとまらない(筆者は米政府関係筋から間接的に入手することができた)。
米政権中枢の極秘情報を提供する「ネルソン・リポート」だ。
同リポートは韓国政府の決定直後の米政府高官・元高官の露骨なコメントを記している。さすがに主要メディアはそこまでは報じない、歯に衣着せぬコメントばかりだ。