米アップルに製品納入の中国工場、学生が強制的な労働に従事か

米カリフォルニア州クパチーノにあるアップルの本社で、同社の製品「アップルウオッチ」についてスピーチするティム・クックCEO(2017年9月12日撮影、資料写真)。(c)Josh Edelson / AFP〔AFPBB News

前年同期から56%の伸び

 米国の市場調査会社、ストラテジーアナリティクスがこのほど、まとめた最新のレポートによると、昨年(2018年)10〜12月におけるスマートウオッチの世界出荷台数は、1820万台だった。

 これは、10〜12月の出荷台数として過去最高。その前年同期からの伸び率は56%だった。スマートウオッチ市場は、目覚ましい成長を遂げたと、ストラテジーアナリティクスは報告している。

 また、昨年1年間の出荷台数は、前年比約54%増の4500万台。年間出荷台数も過去最高を更新している。スマートウオッチの市場は、スマートフォンやパソコンなどに比べて依然、規模が小さい。しかし、この市場は急成長しているという。

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アップル、首位を維持もシェアが低下

 昨年10〜12月のメーカー別出荷台数は、米アップルが、前年同期から18%増の920万台となり、首位を維持した。同社の「Apple Watch」は、市場全体の半数を占めている。

 ただ、アップルは安閑としてはいられない状況だ。同社のシェアは1年前に67.2%あったが、10〜12月は50.7%に低下した。一方、1年前にわずか4〜5%ほどのシェアしかなかった米フィットビットと韓国サムスン電子は急成長している。