「給料日が来ても給料が支払われないというのは不安な気持ちでいっぱいになります。給与が入って来ない不安をトランプ政権と連邦議員たちは分かっていない」
給与を受け取っていない職員たちは、政府機関が再開した後に閉鎖期間中の給与を受け取ることができるが、1カ月間収入がなくなる現実は厳しい。
すでにキャッシュが底をついて借金をしたり、失業保険の申請を出したり、アルバイトを開始するなどの対応をしている人たちもいる。
2月末まで長引く可能性も
前出のバンクレートの調査では、約4割の職員は自分の預貯金を引き出すと回答している。
19%はクレジットカードで支払いを済ますとし、13%は可能な限り出費を控えると答えている。
12%は家族や友人から借金をし、5%の回答者だけが金融機関から借金をするという。
さすがに「ホームレスになります」と回答した職員はいなかったようだが、2月末まで閉鎖との見方も出ているので、冗談が現実にならないとも限らない。
さらにトランプと議会民主党の対立が先鋭化している点も問題だ。