日本の銀行窓口の営業時間は基本的に月曜から金曜の午前9時から午後3時までです。手続きなどでどうしても本人が窓口に行かなければならない場合、単身者ともなると昼休み中に行くか、半休でも取らなければ足を運ぶことができません。
一方、中国の銀行は、各行によってやや差がありますが、営業時間は概ね午前9時から午後5時までです。そして、なんといっても土日も普通に営業しています。
中国人の友人に日本の銀行の営業時間を話したら彼は驚き、「公益性的にも、土日こそ一番営業しなきゃいけない日じゃないの?」と至極真っ当な指摘をしていました。
こうした土日営業の有無にとどまらず、振込手数料に関しても中国は良心的です。主要国有銀行の他行宛て振込手数料を下の表にまとめてみました。窓口での振込手数料は振込金額によって変わるものの、その料金幅は5万元(約87万円)までが2~15元(約35~260円)、5万元超であっても最大50元(870円)です。日中間の給与格差を考慮したとしても、日本のメガバンクよりずっと低料金に抑えられています。
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