米ホノルル、「スマホ見ながら道路横断」に罰金 新条例施行

米ハワイ・ホノルルで、携帯電話を使用しながら道路を横断する人(2017年10月24日撮影)。(c)AFP/Eugene Tanner〔AFPBB News

 先日、都内でJR線に乗っていたところ、インド人か、あるいはパキスタンかスリランカか、細かなことは分かりませんが、ともかくそういった感じの小柄の男性が電車に乗り込んできました。

 四ツ谷駅だったか市ヶ谷駅だったか、そのあたりの駅です。

 彼は一貫して携帯電話で話しています。何を話しているのかは分かりません。ぺらぺ~ら、ぺらぺ~ら、はっきりいってうるさく耳障りです。

 しかし誰も注意しません。このあたり、日本人の反応には微妙なものを常々感じます。

 私は御茶ノ水駅から乗って座席に座っていたのですが、新宿駅で人がたくさん降り、このアジア男性が私の隣に座ってきました。

 こういうとき、私の対応ははっきりしています。日本語で「ここは日本で、日本の電車では携帯電話は使わない。すぐ通話を切るように」と、相手の目を見ながら伝えました。

 キッパリした感じで、仮に相手が日本語を分からなくても、何を言っているのかはっきり分かるよう、若干の身振りも加えました。こういうボディランゲージを含むコミュニケーションは、仕事がら長年慣れています。

 直ちに伝わったようで、やや決まりの悪そうな顔をしながら、たぶん「車内で電話するなって言われちゃったよ、またあとで・・・」っぽい内容を伝えたのか、さっと携帯を切り、SNSなのか、文字でのコミュニケーションに切り替えていました。

 ほかの乗客の気持ちは知る由もありませんが、たぶん「ああ、うるさい外国人が静かになった。良かった・・・」と思った方もあることでしょう。

 わけの分からない言語でベラベラしゃべられるのは、気持ちの良いものではありません。私は電車移動中は常に計算機を開いて仕事しているので、ようやく集中できるようになりました。