結局は「クマのテリトリーにお邪魔していることを意識して、遭遇する確率を少しでも減らす努力をする」というのが、ありきたりだが現実的な折り合いだろうか。

 本書によってクマを撃退する素晴らしい技を体得できるわけではないが、多くの事例から、改めて考えさせられる。

 

釣り人の「マジで死ぬかと思った」体験談5
作者:つり人社書籍編集部
出版社:つり人社
発売日:2015-09-25

 『熊!に出会った 襲われた』に広告が出ていたが、なんとシリーズ5巻も出ている! なんだかすごそう。

 

慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)
作者:木村 盛武
出版社:文藝春秋
発売日:2015-04-10

「本の雑誌」が選ぶ2015年度文庫ベストテン第1位。レビューはこちら

山でクマに会う方法 (ヤマケイ文庫)
作者:米田 一彦
出版社:山と渓谷社
発売日:2011-04-04

ワイルドライフ・マネジメント入門―野生動物とどう向きあうか (岩波科学ライブラリー)
作者:三浦 慎悟
出版社:岩波書店
発売日:2008-06-17

クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)
作者:姉崎 等
出版社:筑摩書房
発売日:2014-03-10

野生動物と共存できるか―保全生態学入門 (岩波ジュニア新書)
作者:高槻 成紀
出版社:岩波書店
発売日:2006-06-20

 

羆撃ち (小学館文庫)
作者:久保 俊治
出版社:小学館
発売日:2012-02-03

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)
作者:鈴木 忠
出版社:岩波書店
発売日:2006-08-04

「最強のクマ」といえば、これ。体長1ミリもないけど・・・。

 

塩田 春香
出版社勤務。大学では日本美術史を専攻するも、自然や生きものへの愛情を抑えきれず、自然科学系書籍の編集に3社で合計10年間ほど携わる。好きな作家は井上靖。好きな花はキュウリグサ。最近の関心事は、ミナミコアリクイの威嚇がすごくカワイイことと、家庭菜園を荒らすハクビシンをどうやってとっちめるか。プロフィール画像は「べつやくれい」さんによるもの。

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