K-POPグループの米入国拒否、理由は「売春疑惑」でなくビザ

米ロサンゼルスで入国を拒否された女性グループ「Oh My Girl」のメンバー。IMAGINECHINA提供(2015年10月23日撮影)〔AFPBB News

 日本では年初から芸能人たちの不倫問題などが連日ニュースになっていたが、韓国も今年の芸能界は荒れに荒れている。

 海外での性売買問題、飲酒運転、投資詐欺、性暴力、不倫とゴシップが目白押しなのである。

 昨年12月に米国へ入国しようとした女性アイドルグループが性売買従事者に誤解されて15時間も空港に足止めされた挙句、入国を果たせないまま帰国したことは、韓国人として恥ずかしいニュースであった。

 アイドルの所属事務所は、米国で行われるコンサートに出演する際のビザを取ってなかったので、それがまずかったと弁明した。たぶん、彼女たちは母国の韓国でさえ認知度の低い新人アイドルだったこともあったのだろう。

アイドル出身者が売春を自白

 それでも韓国の若くてきれいな女性がそのような誤解を受けたことはとても衝撃的である。

 そうしたショックの余震がまだ残っている中で、今度は実際に中国でも活躍しているアイドル出身の女性が性売買で事実を認め罰金を払ったという。

 略式起訴のため実名は隠されているものの、本当にそうしたことがあると認めたことで、芸能界に及ぼす影響は大きかった。

 こうした様々な問題が露呈している芸能界で、最近の最もショッキング事件と言えば、パク・ユチョンのレイプ事件である。