真夏にごくごく飲みたいスパークリングワイン

男と女のワイン学(レッスン16)

2012.07.24(Tue)平野 美穂

 その後、イギリス人と同じ祖先を持つブルターニュ地方のブルトン人によって、シードルは海を渡り、「サイダー」としてイギリスに広められました。

 基本的にシードルが作られる地域(ノルマンディー地方とブルターニュ地方)は、気候と土壌がブドウ作りに適さず、フランス国内では「ワインさえ作れない地域」と見なされていました。けれども、リンゴやそば粉が収穫できる日本の長野県のように、素朴な食文化がフランスでも人気です。

自由なスタイルでワインを楽しむ

 食欲が減退する夏場は、料理とのマリアージュを楽しむというより、喉の渇きを癒やすためにワインを飲むという人も多いでしょう。とはいえ、日本ではランブルスコやシードルを置いているスーパーやレストランはまだまだ少ないのが残念なところです。

 そんなときにお薦めなのは、オーストリア発祥のワインを炭酸水で割る「ワインスプリッツァー」や、スペインの赤ワインにフルーツやシロップ、氷を入れて割る「サングリア」などのワインカクテルです。また、ロゼワインに氷を入れても、夏らしい爽快な一杯が楽しめます(参考「桜が咲く日本の春にはロゼワインです」)。

 女性とレストランなどに行ってこれらがない場合は、水をオーダーし、ワインと一緒に勧めるようにしてみましょう。どんどんお酒を勧められると女性は警戒心を強めてしまうものですが、「あまり酔い過ぎないように」という紳士的な配慮には好印象を抱くものです。

 割ってよし、冷やしてよし。夏は大人の遊び心で、自由なワインスタイルを満喫してみませんか。

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