会話が苦手?それならまずは「アペリティフ」

男と女のワイン学(レッスン12)

2012.05.22(Tue)平野 美穂

 日本では今年も、東京を含む11都市で開催するほどの力の入れようです。年々「アペる?」という言葉がワイン通の間では定着してきた、とは主催者SOPEXAの言葉です。2012年は6月7日がアペリティフの日となります。

和食の前にもアペリティフ

 アペリティフを直訳すると、「食前酒」です。ホームパーティーやレストランで晩餐に大量の食事をとるヨーロッパにおいて、食前酒を飲む目的は2つあります。まず、食欲を増進させるため。そして、「会話を弾ませるため」です。

 ヨーロッパにおいて、ワインはあくまで「料理の友」として存在します。食前にはワインではなく、強いアルコールを少量飲むのが通常です。アルコールが弱い人が多い日本では、軽くワインベースのカクテルが人気です。

 「駆けつけにビール」といくよりは、ゆったりとカフェなどで待ち合わせをして、食前酒とおつまみを楽しむ。気分を盛り上げて、共通の話題を温めて、円滑なコミュニケーションをしてから食事に向かう。印象的な夜になることは間違いありません。

食事の前には軽いつまみとアペリティフを(Wikipediaより)

 アルコールに自信がないならば、ワインやシャンパンをベースにしたカクテルが夏らしくておススメです。「男子たるもの強いアルコール」というのは、今は昔。甘いもの好きのスイーツ男子が台頭する昨今、アペリティフというだけで相当な上級者に見せられますのでご安心を。

 フレンチやイタリアンの前ではなく、お鮨や和食の前にあえてカフェやホテルのラウンジでアペリティフというのも、あなたの引き出しの多さを見せられる絶好の機会となるでしょう。

 食事前の緊張の時間を楽しい情報収集の時間に変えてしまう。これこそが大人の余裕なのではないでしょうか。

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